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千年の物語を生んできた日本文学。世界最古の長編『源氏物語』から、漱石の近代の自我、川端の美、太宰の絶望、そして現代の韓国文学ハン・ガンまで。日本語圏の感性の系譜を5冊でたどる。
📖 全5冊 · 順番に読むことをおすすめします

紫式部 · 源氏物語 (1008)
すべての始まり。世界最古級の長編小説『源氏物語』。王朝の恋と雅、そして無常観。日本文学の感性の原型がここにある。
王朝の美と無常観

川端康成 · 雪国 (1948)
川端康成の美の世界。雪国を舞台にした、執拗なまでの抒情。日本人として初のノーベル文学賞は、この美意識から生まれた。
抒情と日本の美意識

太宰治 · 人間失格 (1948)
近代日本のもう一つの顔。人間失格という言葉を生んだ太宰治の絶望。演じ続ける自己と、本当の自分をめぐる告白。
自己喪失とアイデンティティ

ハン・ガン · Human Acts (2014)
日本語圏文学の現在。韓国のノーベル賞作家ハン・ガンの『少年が来る』は、光州事件をめぐる沈黙と記憶を描く。日本文学と地続きの、現代アジアの文学。
記憶と沈黙——現代の語り